カレワラ・カルチャーツアー

 

北カレリアとピエリネン湖は、フィンランドの国民叙事詩「カレワラ」に何度となく登場します。かつて、編纂者のエリアス・リョンロットは3回にわたり、ピエリネン湖とリエクサを経由してホワイト・カレリア(白海沿岸地方)までカレワラの詩の収集に訪れました。エリアス・リョンロットのピエリネン湖・リエクサ訪問にまつわるエピソードや口承は、後の世代に引き継がれています。

 

リエクサ川は、ロシア側の東国境から水源の大半を得てピエリネン湖に注いでいます。リエクサ川には多くの急流があり、そのうち12がロシア側、12がフィンランド側にあります。リエクサのルーナー(Ruunaa)には、これらの急流の多くが注ぎ込んでいます。カレワラに登場する3つの急流の一つがリエクサ川にあるパンカコスキ(Pankakoski)で、「カレワラ」ではカートラコスキ(Kaatrakoski)と呼ばれています。せき止められるまでの水の波立ちがあまりにも大きいため、水のうねる音は10km以上先にあるリエクサ中心部まで聞こえます。

 

ルーナーのカレワラ・カルチャーツアーでは、フィンランド神話の伝説的英雄、ヴァイナモイネンが焚火で淹れた珈琲で客人をもてなしたロシア国境へ、カレワラを彷彿とさせるボートの旅へと出かけます。ボートの旅の代替として、ルーナーでの急流下りも可能です。フィンランド第2の規模を誇るピエリネン野外博物館では、キャビンでフィンランドの民族楽器カンテレの演奏を観賞します。ツアーの締めくくりはカレリアの村、ボンバ(Bomba)でのカレリア料理の宴です。ツアー中は、数百年の歴史を持つフィンランドのルノソングもお聴きいただきます。